爪もみ療法で自律神経のバランスアップ

「ストレスは万病の元」とよく言われます。
ストレスは私たちの健康を左右する自律神経に大きな影響を及ぼし、白血球中の顆粒球とリンパ球とのバランスを大きく崩してしまいます。
だからこそ、万病の元となるのです。
これからご紹介する爪もみ療法には、リンパ球と顆粒球のバランスを整える効果があります。
詳しく説明しましょう。
内臓や血管など、私たちの体の機能を意思とは無関係にコントロールしているのは自律神経です。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この2つが拮抗するように働いています。 交感神経が優位になると、心臓の鼓動が高まり、血管を収縮させて血圧を上昇させ、筋肉が緊張して体が活動的になります。
これに対し、副交感神経が優位になると、心臓の鼓動が低くなり、血管が拡張して血液循環が良くなり、心身がリラックスします。
自律神経は、白血球の働きとも連動しています。
白血球は、血液中の成分で、体の中に侵入したウイルスや細菌、異物などを退治する役割を担っており、その95%が顆粒球とリンパ球なのです。
自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスよく働いているときは、仕事もよくでき、体の休息もよくとれて、充実した毎日を過ごすことができますが、ストレスにより交感神経が過度に刺激されて優位になると、たちまちバランスを崩し、さまざまな問題を引き起こします。
たとえば、血流障害による肩こり・腰痛・ひざ痛、さらには高血圧・心筋梗塞・脳梗塞まで引き起こす可能性もあるのです。 同時にもう1つやっかいな事が起こります。
顆粒球が増えすぎてしまうのです。
顆粒球は、体内に侵入した細菌を食べて毒性を抑えてくれますが、役割を終えた顆粒球は、粘膜にたどり着き、死ぬ間際に活性酸素を撒き散らします。
この活性酸素が組織や細胞を破壊して、ガン・心臓病・脳卒中・ボケ・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・糖尿病・ぜんそく・アトピー性皮膚炎などの病気を招く上、老化を早め、寿命まで縮めます。
爪もみ療法により自律神経を整えれば、日常的に表れるさまざまな不快症状や、あらゆる病気の改善や治療に、驚くべき効果を示します。

爪もみ療法のやり方

さっそく爪もみ療法のやり方をご紹介します。
爪もみ療法をすると、その日のうちに効果が出てくる人もいます。
しかし、それで安心せず、じっくりと治すつもりで刺激を続けましょう。
人によっては症状が一時的に悪化する場合がありますが、根気よく続けてみてください。
1ヶ月ほどでみるみると症状が改善していくのが分かるはずです。

もみ方

まず、揉むのは、手の指の爪の生え際の角です。
あまり厳密な位置にこだわる必要はありません。
基本的に両手の親指・人差し指・中指・小指の4本の指を、1日に2〜3度、1ヶ所を10秒ずつ、念入りに刺激したい指は20秒ずつ揉みましょう。
顆粒球を減らし、リンパ球を増やして副交感神経が優位になり、血行が促進されます。
ただし、薬指は交感神経を刺激してしまうので特別な場合以外は使いません

部位によるの効果

【 親指 @A 】
アトピー性皮膚炎・咳・ぜんそく・難聴・耳鳴り・リウマチ・ガンなど
主に呼吸器系
【 人差し指 BC 】
胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃弱など
主に消化器系
【 小指 HI 】
脳梗塞・ボケ・物忘れ・不眠・高血圧・糖尿病・肩こり・腰痛・手の痛み・動悸・頭痛・腎臓病・バーチャー病・手足のしびれ・肥満・肝炎・更年期障害・顔面神経痛・目の病気など
主に循環器系
【 中指 DE 】
親指・人差し指・小指と共に揉むと効果を高める

爪もみ療法に関する注意点

軽い刺激では効果がありませんので、刺激する時は痛いくらいに押し揉みしてください。
しかし、出血するほど強く刺激してはいけません。
少し痛いなと感じるくらいに揉みましょう。
原則として、子供も大人と同じように爪もみ療法を行って構いません。

特に、下半身の症状を改善したい場合は、手の指に加えて足の指も揉んでください。
やり方は、手の指の場合と同様です。
爪の生え際を少し強めに手の指でつまんで揉みましょう。

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